<子供達に「経験」をもっと!>

 以前に比べ、物事をテレビやゲームなどで間接的にしか経験していない子供が多くなってきていると私たちは感じています。ローソクに火をつけたことがない、鉛筆をナイフで削ったことがない、のこぎりや金づちを使ったことがないなど、自分の手で何かをする、作る、工夫するという経験が不足しています。なにごとも実体験が大切です。少々危険がともなうこともありますが、自分でやってみてはじめて様々なことを学習することが出来るのです。泥だらけになって遊ぶ、芝生の上でごろごろ転がる、海に潜って魚や貝やカニを見つける、薪で火をおこしてお湯をわかす。保護者のみなさん、子供時代にしか経験できない感動と喜びを「服が汚れる」「危険だ」などの理由で子供達から取り上げず、しっかり指導し、危険なことを教え、あえて挑戦させてあげてください。失敗もすばらしいひとつの経験のです。

<理科実験を通して>

 こども達はみな好奇心のかたまりです。「実験」することも大好きです。何がおこるかわからない「わくわく」する気持ちは大人になっても忘れません。しかし、学校現場はどんどん忙しくなり、その回数も昔より減りました。また、実験の道具も便利になり、すべての生徒が成功するような「キット」になっていて、組み立てて終わりのような「実験」もあります。そこには「わくわく」するような気持ちや「工夫」はありません。私たちの考える「実験」は生徒に「考え・工夫」してもらいながら進める「実験」です。基本の材料はこちらで用意しますが、作業のほとんどは子供達にやってもらいます。もし失敗してもそれも経験です。楽しくどんどん「実験」をやってみましょう。

<理科実験ファイル>

理科実験ファイル
 
砂糖を加熱して作るとても楽しくおいしい実験です。